宅地建物取引士について | コラム | 福岡県久留米市中央町 久留米駅【株式会社Siプラス】

宅建士に関しては以前ざっくりと記事にしましたが、不動産に関係するさまざまな専門知識を有した、不動産の取引においてのプロです。
では今回はもう少し詳しく宅建士の仕事をみていきたいと思います。

▼独占業務
不動産取引において行わなければならない業務のうち、3つはこの宅建士の資格を持っている人にしか行えない独占業務です。

■契約時に行う重要事項の説明
これは土地や建物を購入する際に、購入者が事前に知っておかなければならない重要事項の説明です。
所有権や登記についての説明など、必要最低限の情報を口頭で説明し、不動産取引に関するトラブルを防ぐ役割があります。

■重要事項説明書への記名押印
重要事項を口頭で説明する際に、その内容を記載した書面を作成します。
この書面に記載されていることに責任を持つという意味で、記名と押印を行うのです。

■契約内容の書類への記名押印
契約が成立後に重要なことが書かれた契約書の作成があります。
この契約書への記名や押印も、宅建士だからこそできる仕事です。

▼宅建士が活躍する業界
宅建士は不動産業界だけでなく、住宅を販売する住宅メーカーや建築業でも活躍しています。
また銀行や保険会社などの金融業界でも、不動産関係の融資をすることが多いので宅建の資格は重宝されます。

▼まとめ
宅建士はより高度な専門知識で不動産に関係するトラブルを防止し、取引を円滑にする役割を持っています。
土地や建物の契約など大きな金額が動くような人生のターニングポイントに携わっている重要な仕事です。