土地のみの固定資産税の計算方法について詳しく解説 | コラム | 福岡県久留米市中央町 久留米駅【株式会社Siプラス】

固定資産税は土地や建物の所有者に課される税金のことです。
都税事務所や市町村から送られてくる納税通知書に書かれた金額を4回に分けて支払うことが一般的ですよね。
実は土地の固定資産税は、状態によって計算方法が変わることをご存じでしょうか。
そこで今回は、土地のみの固定資産税の計算方法に関して解説します。

▼土地のみの固定資産税の計算方法
■土地の評価額の算出
まずは、土地の評価額を調べることから始めます。
土地のおおよその評価額の算出方法は「土地の面積×路線価」です。
路線価は、国税庁が管理している路線価図で調べましょう。

■課税評価額の算出方法
上記の評価額に評価倍率をかければ課税評価額が算出されます。
土地のみの場合は評価倍率は0.7です。
つまり土地評価額×0.7で算出されます。
実際の相場よりも低めの評価をもとに課税されるので、納税者の負担が重くなり過ぎないように配慮されています。

■固定資産税の算出方法
課税評価額に税率をかけて算出します。
固定資産税の標準税率は1.4％となっています。
つまり課税評価額×1.4で算出されます。
ただし、市区町村によっては1.4％でない場合があるので、市区町村のホームページなどで確認しましょう。

▼固定資産税を節税する方法
実は土地のみの場合、固定資産税は高くなりやすいです。
建物がないので、その分の税金はかかりませんが、土地にかかる税金が高くなるのです。
しかし、節税する方法もあります。

建物を建てる場合：土地と建物両方の固定資産税が発生するが、住宅用地の特例が適用されるので税負担自体は抑えられる
活用する場合：アパートやマンションを建てれば、住宅用地の特例が適用される

▼まとめ
固定資産税は土地の評価額・課税評価額を算出することで知ることができます。
土地のみの固定資産税は高くなりがちですが、建物を建てれば住宅用地の特例が適用されやすくなります。
更地のまま所有すると維持費が高くなってしまうので、売却やアパート建築など別の対策を考えましょう。
株式会社Siプラスでは土地の売却などのご相談も承っております。
お客様のお力になりますので、ぜひ一度ご連絡ください。